2020年の全国公演の1つは
『コーラスライン』でしたね。
個人的に大好きな演目です!
今回の全国公演では、これで3回目の観劇となりました。
2020年の全国公演演目のうちの1つ、『コーラスライン』。
個人的に大好きな演目です。
今回の劇場は「千葉県文化会館」。
前々回の観劇(海老名公演)とも前回の観劇(川崎公演)とも異なるキャストで観劇することができました。
今回もキャストを中心にレポートしていきたいと思います!
2020年12月24日(木)『コーラスライン』ソワレ公演のキャストをご紹介!
ザック:荒川 務
ラリー:菊池 俊
ダン:佐々木 玲旺
マギー:中山 理沙
マイク:上川 一哉
コニー:髙野 唯
グレッグ:松下 湧貴
キャシー:宮田 愛
シーラ:髙岡 育衣
ボビー:竹内 一樹
ビビ:服部 知佳美
ジュディ:多田 毬奈
リチー:岩崎 晋也
アル:川口 雄二
クリスティン:濵 絢音
ヴァル:朴 悠那
マーク:松本 拓也
ポール:村田 晃一
ディアナ:原田 千弘
フランク:杉窪 志為
ロイ:紙谷 昇世
トム:松井 龍太郎
ブッチ:神田 瞬
ビッキー:石村 知幸
ロイス:小城 かえで
トリシア:田原 沙綾
全体レポート
初めてキャスティングされた俳優さんが大半を占めてスタートした
9月からの全国公演。
蓋をあけてみると予想以上に安定感があり、
それはそれでバランスが取れているようにも感じられました。
しかし、今回キャストが入れ替わったことで
「ライン全体が締まる感覚」を強く感じることができました。
キーとなる役どころや難しい役どころに、
入団10年以上かつ複数回同じ役を演じられている俳優さんがキャスティング。
それゆえ、カンパニー全体に安定感が生まれ、それぞれのキャラクターがより際立って見えるとともに、
今回初めてキャスティングされた方々が伸び伸びと輝いて見えるように感じられました。
上記画像のイエローがベテラン俳優さんです。
ベテラン俳優さんがバランスよく入ることでライン全体が引き締まって安定感が生まれ、個性がより際立って見えました!
キャストレポート
マイク:上川 一哉さん
今週から(おそらく)急遽ご出演となった上川さん。
前々回の公演(2015年12月〜2016年3月の全国公演)以来のご出演のため、約5年ぶりのマイクでした。
上川マイクはやはり上手い、そしてオーラがあります。
ダンスのキレやフレッシュさなどはやはり若手に軍配があがりますが
ちょっとした間合いや表情が抜群に上手いのです。
(さすがにマイク(24歳)には見えないですしね…笑)
12人兄弟の末っ子という設定どおり、上にお姉さんのいるちょっぴり甘えん坊の末っ子という雰囲気が
語りの端々や口の尖らせ方なんかにあらわれています。
特に「だったら端からはじめましょうよ〜!!!」とか、首のかしげ方とか可愛いすぎてズルいくらい(笑)
そんな可愛らしい上川マイクでしたが、ちょっとしたトラブルの対応はさすが入団15年目のベテラン。
ソロナンバーでトゥシューズが脱げそうになった時には片手で自然に直し、
ラストで髙岡シーラが後ろ向きに下がってラインからズレそうずれそうになった時には、サッと腕を引っ張って正しい位置へ。
少年らしい可愛らしさが全開なのに、
頼り甲斐のあるベテラン感も垣間見ることができた上川マイクなのでした。
グレッグ:松下 湧貴さん/シーラ:髙岡 育衣さん/クリスティン:濵 絢音さん/マーク:松本 拓也さん
今回の全国公演で初めてキャスティングされたみなさん。
9月に観劇した時は、ちょっと弱いな…印象に残らないな…と感じる部分もあったのですが、
今回はグンと伸びたように感じました。
それぞれがちょっと振り切れた…というか、役が深まったような印象。
それゆえ、しっかりとそれぞれの個性が伝わってきました。