観劇レポート

【観劇レポート】2021年1月10日(日)『劇団四季The Bridge ~歌の架け橋~』初日公演

2021年1月12日

shikikoさん

新型コロナウイルスの影響で開幕日が延期となった新作。
ついに開幕ですね!

素晴らしすぎるキャスト。
本当に楽しみにしていました!

いろどり

2021年1月10日(日)についに開幕した
JR東日本四季劇場開場記念作品『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』。

ありがたいことに初日のチケットが当選したため、
開幕の瞬間を新劇場で目に焼き付けることができました。

今回は作品全体とキャストの感想をざっくりレポートしていきます!

2021年1月10日(日)『劇団四季 The Bridge 〜歌の架け橋〜』初日のキャストをご紹介!

キャストボード

飯野 おさみ
飯田 達郎
新庄 真一
笠松 哲朗
清水 大星
吉田 功太郎
大鹿 礼生
帶津 翔太
坂元 駿

青山 弥生
谷原 志音
小島 光葉
原口 明子
原田 美欧
川口 侑花
林 美菜子
三代川 柚姫
東 沙綾

全体レポート:『ソング&ダンス』シリーズと比較して

劇団の節目となる年に上演され続けてきた『ソング&ダンス』シリーズ。
その『ソング&ダンス』シリーズと同様のショウ形式の作品が、
今回の『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』でした。

実際に観劇をして感じたのは、
『ソング&ダンス』シリーズとは受ける印象が若干異なるということでした。

『ソング&ダンス』シリーズ、特に直近のものは 歌とダンスのバランスが絶妙で、
冗長な部分がほとんどありません。

さらに、力のある俳優さんの“個の力が結集”され、
全幕を通して1つの大きな作品が出来上がっていた印象を受けました。

『ソング&ダンス』シリーズは、まさに華やかな「エンターテインメントショウ」。

一方の『The Bridge』。
こちらの作品にもダンスシーンは多くあるものの、やはり歌(歌詞)と言葉(台詞)に重きが置かれている印象を強く受けました。

力のある俳優さんの“個の力がそのまま押し出され”て、できあがっている今回の作品。

7つの場面それぞれが違った切り口を持つ1つの作品でありつつも、
「ハングリー・キャッツ」という詩で全体が貫かれている。

『The Bridge』は、まるで小作品集のような演目。

華やかなエンターテインメントショウである『ソング&ダンス』シリーズ、と
ちょっぴり繊細ながらも劇団の底力を感じさせるような『The Bridge』。

どちらも非常に魅力的な作品であると感じました。

いろどり

バーンと華やかな『ソング&ダンス』シリーズと比較すると
『The Bridge』は綺麗にまとまっている印象を受けるかもしれませんが、
強いメッセージ性と細かく計算された作品であることが感じられました!

次ページのキャストレポートからは、一部ネタバレ(どの曲を歌っているのか)を含みます。
「まだ知りたくない!」という方はご遠慮くださいませ。

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