イベントレポート パリのアメリカ人

【劇団四季】5月23日『パリのアメリカ人』第2回バックステージツアー詳細レポート!①【前半:音響〜技術監督編】

5月23日(木)に行われた、『パリのアメリカ人』横浜公演の第2回「バックステージツアー」。
(長くなるので)その模様を2回に分けて徹底レポートしていきたいと思います!

※メモが取れないため、今回も完全に記憶ベースで書いています…。
詳細は異なる部分もあるかと思いますが、ご了承くださいませ…。

『パリのアメリカ人』第2回バックステージツアー

バックステージツアー概要

バックステージツアー当日の流れは下記の通りでした。

16:50〜18:00 バックステージツアー

・スタッフ紹介
・10〜15名で1グループとなり、スタッフさんの指示で各セクションをまわります。
セクションは10個に分かれていて、私は音響セクションからまわりました^^
【セクション】
音響(客席上手後方のミキサー付近)

衣装(ロビー)

床山(ロビー)

小道具(ロビー)

技術監督(1階客席下手)

舞台監督(1階客席最前列)

下手担当(舞台下手袖)

照明(舞台中央)

上手担当(舞台上手袖)

プロジェクション(舞台上手袖〜舞台中央)

各セクション説明詳細レポート! 

 音響セクション

・音響担当は3名。2名は後ろのミキサー前にいて、1名は舞台袖でピンマイクのチェックをしている。
・ベース、ピアノ、キーボードなどの音がスイッチを押すとそれぞれ流れるようになっていて、演目ごとに音の大きさを調整している。
・音響は、ブレスや踊り出しなどの様々な“きっかけ”をもとに、音をたたいて(ボタンを押して)出している。1曲に思えるものも、実は何回も音をたたいて出している。
【実演:『I Got Rhythm』】
“たたく”「(アンリ)ため息つく理由はないー」
“たたく”「(アダム)いー」
のような感じで、結構長めに実演してくださいました。

衣装セクション

・衣装はだいたい800着?ほど。
・衣装にはそれぞれ設定がある。
【リズ】
・リズの衣装の一部は、オリジナルキャストのリアン・コープさんからインスピレーションを受けている。
『Second Prelude』のバレエオーディションシーンで着ていた水玉のレオタードや、『An American in Paris』で着ていた衣装の胸元の三角も彼女から。

【アダム】
・ファッションには頓着がない設定なので、あえてアイロンをかけてなかったりする。
1幕の衣装はよれよれな感じだけど、2幕はリズに惹かれているため、ちょっとオシャレしている。
(ただ、基本はファッションに疎いため、1幕と同じズボンを履いていたり、洋服の組み合わせがちょっとちぐはぐだったりする笑)
【アンリ】
・おぼっちゃまの設定なので、俳優に合わせてしっかり仕立てている。
【マイロ】
・お金持ちであるため、裕福な雰囲気をだせるようにしている。

 

【実演:『I've Got Beginner's Luck』の女性アンサンブル早着替え】
・コートの下には最初からフレアのロングスカートを履いていて、それをスナップボタン付きの黒い布で押さえつけている状態。
・一度袖にはけた時に、スナップボタンを外してフレアスカートが広がるようにして舞台に戻る。
・ジェリーによって布が引っ張られて隠された瞬間に、コートを脱いで帽子かぶる。パリアメの中で一番大変な早替えで何度も練習している!

 

床山セクション

・リズなどは、ピンマイクの上にカツラを被せているため、被せ方にかなりコツがある(確かにかなり薄いカツラでした…)。
・俳優さんに合わせて髪色は微妙に変えている。
・マダム・ボーレルの帽子も、佐和さんはベージュ、秋本さんはピンクなど、俳優さんのイメージによって異なっている。(ちなみに黒くて可愛い帽子を見せてもらったけれど、これは宮田さんだけらしい。)
・『Second Prelude』のカツラは、髪色は違えど、バレエオーディションのため髪型は同じにしている。
一方で、2幕の『Fidgety Feet(通称:うずうず)』はパーティーのため、みんなお洒落していてちょっとずつ髪型異なる。ただ、その中でバレエオーディションの際のカツラが実は2つだけ使われてる(金の卵のダンサー)。
・「あなた有名人よ」と最後に話しかける女性アンサンブル(8枠)の髪型は、実は白髪混じり。お金持ちのマダムのイメージらしい。

小道具セクション

・小道具担当は総勢26名。様々な演目を掛け持ちしてる。
・パリアメの小道具は200点以上。
置き道具(ピアノ・カウンターなど)+持ち道具+もう一つ(名前ど忘れ…)3種類がある。

【持ち道具の紹介/実際に手にとって触ってOKの質問タイム!】
・スケッチなどの絵は海外スタッフから送られてきたデータをそのまま印刷して使用している。
・列車のチケットなどの破られる小物は、毎回新しいものを使用している。

技術監督セクション

・パリアメの企画自体は、2年前から極秘でスタートしていた。経営層と一部のスタッフしか知らない状態だった。
・実は小道具はほとんどロンド・ウエストエンド版の中古!!ちょうどロンドン公演が終わるタイミングだったため、安く買えたらしい。
ただ、アメリカンサイズだしそのままだと使いにくいから、日本人で動かしやすいように相当調整している。

・技術関係では、分厚いファイルが数十冊送られてきた(見本を見せてもらう)。
ファイルの中身は1つ1つのシーンで、小道具に何が使われているかとか、その位置とかの細かい指定。バミリの色の指定まである。
この内容の英語を読み解いていく作業がとにかく大変だった!

まとめ

前半だけでもかなり盛りだくさんの内容だったことが分かるかなぁと思います!
各セクションで、かなり細かな説明をしていただけたり、
実際の小道具を触らせていただけたりと、とても楽しい時間でした^^

次回は後半【後半:舞台監督〜プロジェクション編】をレポートできたらと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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