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KAATに初めて行くけど、
どんな感じ?
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サイドイス付立見席ってどんな席なの?
神奈川県横浜市にある KAAT 神奈川芸術劇場。
こちらの劇場では『パリのアメリカ人』『ノートルダムの鐘』『マンマ・ミーア!』
『クレイジー・フォー・ユー』など、数多くの劇団四季作品が上演されてきました。
さらに、2024年4月からは『オペラ座の怪人』の上演が予定されております。
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コンスタントに劇団四季作品が上演されているKAAT 神奈川芸術劇場ですが、
S席からサイドイス付き立ち見席まで
バラエティ豊かな座席があることも、この劇場の特徴のひとつかと思います。
何度でも通って観たい劇団四季ファンの方、
とりあえずミュージカルを観てみたい方にとって、
座席の種類が選べるのは嬉しいですよね!
そんな座席の中でも特に気になるのが
劇場の2階と3階にある「サイドイス付立見席」ではないでしょうか。
今回は、そんなサイドイス付立見席からの見え方を徹底レポートしていきます!
(※こちら記事は、2019年に『パリのアメリカ人』が上演された際の情報に加筆修正したものとなります。)
この記事はこんな方にオススメです
- サイドイス付立見席が気になるけれど、見え方に不安のある方
- お手軽な価格で観てみたいけれど、「安かろう悪かろうなのでは?」と感じている方
- KAAT神奈川芸術劇場の座席が気になる方
サイドイス付立見席とは?
サイドイス付立見席とは、劇場の2階および3階の
サイド2列目に位置する座席のことを指します。
こちらはサイド席(舞台を横方向から観劇する席)となるため、
舞台の視界がさえぎられ、見えづらいまたは見えないシーンがある旨が
劇団四季の公式ホームページに記載されています。
ただ、劇団四季が上演する場合には、サイドイス付立ち見席の中でも
舞台寄りの見えにくい座席に関しては非販売席(座席表の■)となり、
そもそも座席の販売が行われません。
そのため、「舞台がまったく見えなかった!」ということはありえないので
その点ではどの公演でも安心して大丈夫かと思います。
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サイド席はシートクッションの使用ができないため、
小さなお子様にはあまりオススメはできないかなと思います。
(そもそも立ち見ですしね……)
『パリのアメリカ人』の場合サイドイス付立見席からの見え方
さて、気になる「サイドイス付立ち見」からの見え方ですが
基本的には、立っていれば、大抵の場面は問題なく観劇することが可能です。
イスの座り心地も他の座席と遜色ないため、
「座っていると見えにくい時があるから、しっかり見たい時は立って見るよ〜」
くらいの感覚かと思います。
ただ、1つ予想外だったのは、舞台照明の配置です。
(↓こういうやつです……笑)
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私は2階下手側の最も舞台に近い座席付近を選択してみたのですが、
照明の黒い枠組みで視界がかなり遮られます。
座って見る場合、舞台を三分割した下手側は
ほぼ照明の黒い枠組みで視界が阻まれます。
特に、下手の奥側は全くと言っていいほど見えないのです。
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「このシーンは奥が見たいのに!」とかありますよね……
ただし、下手の手前側に関しては、首を傾けたりして調整すれば
照明の黒い枠組みの間から見えます。
例えば、ジェリーとマイロがリッツで会うシーン。
下手側のイス(マイロが腰かけたりするイス)は枠組みの間から見ることが可能です。
POINT
サイドイス付立見席(下手側の場合)は、
立ってさえいれば、舞台下手の奥の奥以外は大抵問題なく見える座席 である。
サイドイス付立ち見席のオススメ
ここからはかなり個人的な意見となりますが、
サイドイス付立見席で下手側の場合には、18番より後方の座席をおすすめします。
理由としては、この席であれば座ったままでも舞台照明の枠に視界を阻まれることなく
全体を見ることができるからです。
おそらく上手側もほぼ同じ位置からが良いのかなと思います。
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多少は舞台から遠くなるものの、18番より後方の座席を選んでも
双眼鏡なしで細かい表情以外の舞台の様子は良く見えます。
(実際私が観劇した際にも、サイドの後方座席に転々とお客様がいらっしゃいました。)
もちろん「少しでも舞台に近い座席がいい!ずっと立っていられる!」という方は、
舞台に近い座席を選んでも問題ないかとは思います。
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『マンマ・ミーア!』は後方で観劇しましたが
舞台全体を見るには十分でした!
まとめ
今回ご紹介した「サイドイス付立見席」。
私自身も見え方に不安があったのですが、大きな問題なく舞台全体を見ることができました。
さらに、照明の当たり方や衣装の華やかさなどは、2階席から観たからこそ映えたような気もします。
また、サイドイス付立見席は舞台を横から眺める形となるので
思ったよりも舞台に近いです。
「このシーンはしっかり見たいから立っていよう!」など、
自分のペースで座ったり立ったりしながら見ることができるのは嬉しい限りでした。
(他のお客様にご迷惑にならない程度にですが)
KAAT 神奈川芸術劇場自体、とても観やすい劇場であるため、
キャストの細やかな表情や臨場感を味わいたい方にはS席前方がもちろんおすすめですが、
「舞台全体を見てみたい」「気軽に行きたい」なんて方にはサイドイス付立見席もオススメです!
最後までお読みいただきありがとうございました。