観劇レポート

【観劇レポート】2021年2月20日(土)『オペラ座の怪人』ソワレ公演

2021年2月25日

キャストレポート

ラウル・シャニュイ子爵:加藤 迪さん

さらに進化を遂げていた加藤ラウル。

今回は少し調子が悪かったのか1幕では2箇所ほど声がひっくり返ってしまったものの、
それでも力強くまっすぐで、素敵なラウルでした。

観るたびにどんどん魅力も、声量も増していっているように感じられました!

いろどり

良い意味で癖がないのも、加藤ラウルの魅力!

ムッシュー・フィルマン:村 俊英さん

劇場にパーンと声が響きわたる平良フィルマンと比べ、
どちらかといえば低音をじっくり響かせる印象の村フィルマン。

個人的には平良フィルマンのイメージが強くなりすぎてしまった感があったため
村さんのテンポに慣れるまでは少し違和感がありましたが(ちょっぴりスローペースに感じられる)、
さすがの安定感がありました。

カルロッタ・ジュディチェルリ:高居 洋子さん

こちらも今月デビューされたばかりの高居カルロッタ。
声量もあり、堂々とたるカルロッタでした。

ただ、今回高居カルロッタを観たことで
カエルの鳴き声がいかに難しいかということを感じました(笑)

いろどり

河村カルロッタのカエルの鳴き声は職人芸…

おまけ

他にもたくさん書きたい部分はあるのですが…ここであげておくとすると、やはり永井ピアンジ。
安定の永井ピアンジが大好きです。

さらに、今回は男性アンサンブル7枠の貞松さんがめちゃくちゃ良い声で気になりました。
ぜひ注目していきたいです!

一方で、今回2階席前方からの観劇だった影響もあるのかもしれないのですが、オケが少し気になりました。

支配人のオフィスを筆頭に、役者さんとオケのテンポが若干ズレるというか…
盛り上がるところが盛り上がりきらないというか…。

せっかくの貴重な生オケなので、そこがちょっぴり残念でした。

いろどり

濱本さんの指揮が好きすぎる説もある…笑

さいごに

今回もキャストを中心にレポートをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

正統派でオペラ座の世界観にどっぷり浸かることができる
佐野ファントム×山本クリス。

新しい風を感じた
飯田ファントム×海沼クリス。

ロングラン公演のため、
今後それぞれがどんな風に進化されていくのかとても楽しみです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

過去の観劇レポートはこちら
【観劇レポート】2020年11月26日(木)『オペラ座の怪人』マチネ公演

約一週間前にデビューした岩城ファントムのレビューをはじめとする、2020/11/26『オペラ座の怪人』マチネ公演の観劇レポートです。

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