コラム

私の「日常」を支えてくれている「演劇」という世界

連日コロナウイルスのニュースが続いていますね。

私自身は基本的にテレビは録画しか見ないため、
必要そうなニュースを週に数回取りに行く程度にとどめています。

そんな中でも毎日確認してしまうのが、
劇団四季の公式ホームページの「公演中止」情報。
延長されていないか、冷や冷やしながらつい何回も確認してしまいます。

学校の休校やリモートワークの導入などで家族との過ごし方が変わってその変化に戸惑ったり、
目まぐるしく変わりゆく毎日に追われていたり、
流れるニュースに疲弊したり、
そんな方も多いかもしれません。

そんな時にこそ強く強く求めてしまうのが、私の場合は「演劇」なんだと、
今ひしひしと感じています。

幼い頃から両親に連れられて劇団四季の舞台を観に行っていましたが、
思えば、本格的に舞台にのめり込んだのは大学時代でした。

元気も気力もなくなっていた私を母が連れ出してくれたのが
『ソング&ダンス55ステップス』でした。
高校時代は部活にのめり込んでいた私にとっては、久しぶりの観劇だったように思います。

スポットライトが舞台に当たってパーッと光が飛び散っていく様子を見ながら
涙が流れて止まらなかったのを、今でも覚えています。

様々なものから解き放たれ、まるで「浄化」されたような瞬間でした。

その後は、様々な演目を観続けました。

アルバイトをしながら観劇代を貯めて、
新作も再演も、公開されたら基本的には1回以上の観劇。
気に入った演目は週に何回も足を運んでいました。
その観劇スタイルは、今でも続いています。

でも、それ以外にも私が観劇していたのは
心が「疲れたな」と感じた時でした。

毎日様々なものに追われて苦しくなった時…

元気が出ない時…

辛くて泣きたくなった時

 

いつもいつも、舞台を観に行って元気をもらっていました。

 

たった数時間の「非日常」の空間が、私にとっての「日常」を支えてくれていました。

今も拡大を続ける感染者数。

計り知れない経済の影響。

絡み合う政治的な要素。

 

正直分からない部分も多数ありますし、安易に私が意見を述べられるような部分ではないと思います。

観劇する側は自己責任といえど、上演する側はそれだけでは済まないですし、
昨日安倍首相からイベント自粛の延長要請がでた以上、
さらに影響が広がることは間違いないと思います。

 

ただ、こんな時にこそ「演劇」を求めてしまうのが私の素直な心情です。

何も言える身分ではないけれど、
ただ、幕が開く日を心待ちにしています。

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