2019年4月20日(土)に開幕した『カモメに飛ぶことを教えた猫』。
新作ミュージカルだからか、なかなか詳細なあらすじを見つけることができなかったため、今回は超詳細にストーリー(あらすじ)をまとめてみました。
※内容は初日を1回観ただけの記憶ベースとなりますので、ご了承くださいませ。
また、かなり細かく記載しているためネタバレOKの方のみお進みください。
- 『カモメに飛ぶことを教えた猫』のストーリーの詳細が気になる方
- ストーリーとともに、どんな舞台になっているのかを知りたい方
カモメに飛ぶことを教えた猫
キャラクター紹介
■ゾルバ:主人公の黒猫。ケンカっぱやいが、仲間想いで優しい。
■フォルトゥナータ:素直でまっすぐな子どものカモメ。ゾルバたちに育てられたため、自分を猫だと思い込んで成長していく。
■大佐:街中の猫から信頼を集めるまとめ役の猫。飛ぶことを教えたいゾルバに「しっぽの誓い(街中の猫に協力してもらう代わりに約束を果たせなければしっぽを切られて街を追放される)」をたてるように提案する。
■秘書:大佐の秘書をつとめていて頭の回転が早い猫。ブブリーナに好意を寄せている?
■博士:百科事典に書いていることを何でも信じる学者猫。百科事典をバカにされると怒ってしまう。
■ブブリーナ:ゾルバと幼なじみの白い飼い猫で、フォルトゥナータのお姉さん的な存在。
■マチアス:街の展示館のチケット売り場にいる酔っ払いのチンパンジー。パイロットとともに過ごした思い出が忘れられずにいる。
■ケンガー:フォルトゥナータの実の母親。ゾルバに卵を託して息絶える。
■猫たち:「しっぽの誓い」を立てたゾルバを応援し、協力する。
■ネズミたち:街の厄介者として地下室に追いやられている。猫たちへの復讐に燃えている。
第一幕
カモメたちのダンス
カモメの群れが飛んでいる。
カモメたちが海でエサを取っている際、ケンガー(フォルトゥナータの実の母親)がオイルで汚れた波にのまれてしまう。
【Memo】
カモメたち(アンサンブル)のダンスで開幕。
カモメの群れが飛ぶ様子をダンスで表現している。ハンドウェーブや数多いフォーメーションチェンジなど、ファミリーミュージカルらしからぬ印象。
ゾルバ・猫の仲間たちの登場
ドイツ・ハンブルグの港町。高い塔が街のシンボル。
その街で暮らす黒猫のゾルバはネズミ取りの名人。猫たちはみんなで仲良く暮らしている。
【Memo】
ここは明るい歌とダンス。
ザ・ファミリーミュージカルという感じで、温かな暮らしが伝わる。
ゾルバとケンガーの出会い〜ゾルバの決意
突然変な音が聞こえてくる。
ゾルバが様子を見にいくと、1匹のカモメ(ケンガー)が倒れている。
ケンガーは猫であるゾルバを警戒し、「私のことは食べてもいいからこの卵だけは食べないで!」と懇願する。
そんなケンガーの様子を見て、ゾルバは「何もしないから」と落ち着くように話す。
息も絶え絶えのケンガー。
ゾルバに「私の卵を食べないで」「ヒナがかえるまで面倒をみて」「ヒナに飛ぶことを教えて」と頼むと、ケンガーはゾルバの腕の中で息絶えてしまう。
【Memo】
ケンガーのソロナンバーあり。
驚きながらケンガーの身体についたオイルを必死ではらうゾルバだが、
「オイルの波にのまれたものはどうにもならない」と、追いかけてきた大佐が諭す。落胆するゾルバ。
ゾルバは大佐・秘書・ブブリーナにケンガーと3つの約束をしたことを話す。
「猫が飛ぶことを教えるなんて無理だ!」と口々に言う仲間たち。
そこで大佐が「しっぽのちかい(街中の猫に協力してもらう代わりに、約束を果たせなければしっぽを切られて追放される)を立てて、みんなに協力してもらってはどうか?」と提案する。
反対する秘書とブブリーナだが、「カモメは海で溺れた自分を助けて死んでしまった母親と同じ目をしていた。でも今度も何もできなかった。だから次こそは助けたい!」と、ゾルバはしっぽのちかいを立てる。
そして、まずは卵のかえし方を聞くため、博士に聞きに行くことにする。
マチアスの登場
街の展示館(博士のいる場所)のチケット売り場。
前は空を飛んでいたのに今じゃチケット売りだ、と嘆きながら酒を飲み続けるマチアス。
【Memo】
マチアスのソロナンバー。手下(?)のような3匹のネズミがハモりながらダンス。
(3匹のネズミはライオンキングのハイエナ3人組にしか見えない…)
マチアスは椅子に座って酒を飲んでいる。
机には想い出の飛行帽、壁にはパイロットとともに曲芸飛行をした写真(ポスター?)が貼られている。
ゾルバたちとマチアスの対立
チケット売り場をそのまま通り過ぎようとするゾルバたちだが、「1人2マルク(ゾルバ・大佐・秘書・ブブリーナ・ヒナ)で10マルク払え」と言うマチアス。
ゾルバたちは「お金は持っていないからそのまま通してくれ」と頼むが、「お金がないなら通せない」と突っぱねるマチアス。
その最中、机にのったゾルバはマチアスの大事な飛行帽を床に落としてしまう。ショックを受けるマチアス。その隙にゾルバたちはチケット売り場を通り抜ける。
「俺の大切な物を傷つけて許さない!」と怒りに燃えるマチアス。
ネズミたちの登場
街の厄介者として追い払われ、地下に追いやられている!と猫たちへの復讐に燃えるネズミたち。しかし、「ゾルバたちにはいつも爪をたてられて追い払われる。俺たちじゃ勝てるはずはない。」と落胆する。
そこへマチアスが現れ、「ゾルバが持っている卵を壊せばいい。ゾルバはしっぽの誓いを立てているから、ゾルバを街から追い払えるぞ。」とネズミたちをそそのかす。
【Memo】
ネズミたち(アンサンブル)の歌とダンス。
薄暗くジメジメした感じが舞台装置から伝わる。
ネズミたちの衣装はライオンキングのハイエナと似た色合い。フードをかぶっている。
博士の登場
たくさんの百科事典に囲まれて過ごす博士。
百科事典は何でも知りたいことを教えてくれると語る。
【Memo】
博士のソロナンバー。
卵の孵化
事情を説明し、卵のかえし方を百科事典で調べてもらうゾルバたち。
卵をかえすには20〜40日程度、体で温めればいいと知る。
早速卵を抱えて温めるゾルバ。「食べ物は持ってくるし、みんな交代で来る。」と告げるブブリーナ。しかし、何日経っても卵はかえらず、交代してくれる仲間もなかなか来ないため、ゾルバはだんだんと疲れてくる。
「今度同じことをしたら全員街から追い出してやると仲間に伝えておけ!」と告げるゾルバ。それと同時に、ゾルバはこの出来事がマチアスが指示だということも知る。
【Memo】
時間の経過は照明、ゾルバの体勢・表情の変化で表される。
ファミリーミュージカルらしからぬ、胸ぐら掴んでの「仲間に伝えておけ!」(笑)
フォルトゥナータの誕生
卵を60日かけて体で温め続けたゾルバ。ついにヒナが生まれる。
最初に見たゾルバを母親だと思い込み、「ママ!」と言ってついて回るヒナ。「ママじゃない!」「俺はゾルバだ!」「俺は男だ。せめてパパだろー!」と言いながら逃げ回るゾルバ。
仲間たちも現れ、ヒナの誕生を喜ぶ。「名前は何にしたらいいだろう?」と悩むゾルバに対し、「“幸せな者”という意味を持つ“フォルトゥナータ”はどうか?」と大佐が提案する。
皆いい名前だと言い、ヒナはフォルトゥナータと名付けられる。
これで2つ目の約束まで果たしたゾルバだった。
【Memo】
ヒナが産まれる瞬間:後ろの装置が卵型に光り、ヒナが産まれる。ゾルバが抱えられるほど小さかった卵から大きなヒナが出てくるため、客席は爆笑。
ヒナの状態では、フォルトゥナータはしゃがんだ状態で上からすっぽり衣装をかぶっている感じ。(その状態で歩き回るからすごい。)
まとめ
第一幕を細かくまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
第一幕の上演時間は50分です。
第二幕については別記事にて記載します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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