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『コーラスライン』でファーストメンバーにも注目すべき2つの理由

ブロードウェイミュージカルのコーラス(=役名のないキャスト)オーディションに挑むダンサーたちの姿を描いた『コーラスライン』。

最終選考に残った17名のダンサーを中心に展開されていく本作ですが、
実は「ファーストメンバー」と呼ばれるダンサーが7名存在します。

今回はそのファーストメンバーについてまとめていきたいと思います。

ファーストメンバーとは?

ファーストメンバーとは、オーディションで最初に落とされるメンバーのことです。

約2時間25分の上演時間のうち、出番は冒頭のオープニング場面のみ。
カーテンコールすら出演しないのです。

それでも「間違っている振りを完璧に踊ることで、正しい人とのコントラストがでるから面白い」と故・浅利慶太氏がおっしゃっていたとのことですから、
ファーストメンバーはとても大切な役割を担っていることが伝わるかと思います。

 

ファーストメンバーに注目すべき理由2選

1. 今後の活躍が期待される俳優さんがキャスティングされる!?

ファーストメンバーには、その年の研修生やオーディション合格者がキャスティングされることが多いと言われていますが、
個人的な感覚ではあるものの、ファーストメンバーには今後の活躍が期待できる俳優さんがキャスティングされることが多いような気がします。
(印象としては、特に男性俳優さんの活躍が目覚ましいように思います。)

例えば前回公演(2016年東京公演)のファーストメンバーは、下記の通りでした。

配役 俳優名
フランク 肥田 晃哉
ロイ カイサータティク
トム 田邊 祐真
ブッチ 松下 湧貴
ビッキー 柴本 優澄美
吉村 摩耶
ロイス 田原 真綾
トリシア 中村 ひかり

肥田さんは『キャッツ』マンゴジェリー、
田邊さんは『キャッツ』スキンブルシャンクス、
カイサータティクさんは『はだかの王様』王女の恋人デニムなど、
それぞれ活躍されていらっしゃいます。

 

また、ファーストメンバーからラインにあがる(最終選考に残る17名になる)俳優さんも数多く存在していらっしゃいます。
例えば、2015年の全国公演でトリシアを演じていた小坂華加さんは
2016年の東京公演でクリスティンを、
2011年の東京公演でフランクを演じていた大村真佑さんは
2015年の東京公演でマークを演じられていらっしゃいます。

 

いろどり
感覚値としては7名のうち2名ほどはその後どんどんプリンシパルキャストをつかんでいくような気がします。
(他演目と比較すると、かなり高い確率!)

 

2. 中堅・ベテラン俳優さんも実はファーストメンバーを経験している!?

現在も在団されていらっしゃる中堅・ベテラン俳優の方々も、『コーラスライン』のファーストメンバーを経験されていらっしゃいます。

萩原隆匡さん、有賀光一さん、小林唯さん、永田俊樹さん、嶋野達也さん、松山育恵さん、恒川愛さんのように、現在活躍が目覚ましい方々もファーストメンバーを経験されていらっしゃいます。

ファーストメンバーに注目していると、数年後には
「あ、あの時の俳優さんがこんなところに!」
なんて嬉しい発見もあります^^

 

まとめ

今回『コーラスライン』のファーストメンバーに着目してみましたが、いかがでいたでしょうか。
2020年9月からの全国公演ではどなたがキャスティングされるのか、
キャスティングされた方が今後どのような活躍をされるのか、非常に楽しみですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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